「わた」のいろいろ

木 綿 わ た

絹 わ た

パ ン ヤ わ た

羊 毛 わ た

合 繊 わ た

混 綿 わ た




木綿わた

メキシコのテワカン渓谷からは、紀元前5,000年の綿花が、またパキスタンのインダス河下流域では、紀元前3,000年の綿布の切れ端が発掘されています。
日本でも、ほんのわずか生産されていますが、ほとんどが、アメリカ・インド・ブラジル・エジプト・中国・メキシコ・パキスタン・ビルマなどの物が日本に輸入されています。


【木綿わたの特徴】

木綿わたの繊維は、細長い管をおしつぶし、しかも、よじれた形になり、中は中空になっています。木綿わたが適度の弾力と暖かさをもつのは、このためです。また、かさのつぶれた木綿わたが、日に当ててふっくらするのは、この中空の中の空気が、膨張するためです。

わたの実
わた
コットン繊維の自然のよじれ



 ☆木綿−3つの代表選手
 1.エジプト綿
 繊維が長く(3〜4cm)主に細いもめん糸、肌着などに使われます。
 2.アメリカ綿
 繊維の長さが2.2〜3cmで綿花生産の90%以上が、この仲間です。私達が日常使っている綿製品の多くは、このアメリカ綿の種類が使われています。
 3.インド・デシ綿
 太い短い繊維で繊維の長さは、2cm以下です。インドやパキスタンで生産されるアジア綿の仲間です。日本では、ふとんわた(特に敷ふとん用)に使われ、昔から日本で栽培されていたのは、この仲間です。


絹わた
蚕(かいこ)の繭(まゆ)が原料です。日本で生産されるために古くから、ふとんわたとして用いられてきました。ふとんわたとしては、軽くて暖かく切れにくいなどの長所がある反面固まりやすく値段が高いという欠点があります。


パンヤわた
南洋の植物から取れるわた。かるくてカサ、弾力があり暖かいなどの特徴がありますが、繊維が短くて切れやすく、固まりやすいという欠点があります。クッションや、枕などの中身に使われます。


羊毛わた
羊の毛から取ったわたです。保温性は、とても良く羊毛わたの3分の1まで湿気を吸うことが出来ます。しかも、繊維の奥深くまで吸収するので、表面は、じめじめしません。さらに、外部の湿度に応じて水分を放出したり、丁度人間の皮膚と同じ作用をしているわけです。フェルト化しへたりが早いという欠点があります。


合繊わた
水と、石油と、石炭が原料です。軽くて暖かいが吸湿性は少なく、熱に弱いという欠点があります。主に掛ふとん用です。


混綿わた
合繊わたと、木綿わたや羊毛わたなどと、まぜて作ったわたです。




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